無音の庭にて
誰にも気づかれずに、時だけが降り積もる庭。 そこに咲いたのは、もう散ることのない、ひとつのかたち。 adabana の作品は、植物の最期を素材に、 新たな風景をつくる現代的なドライ盆栽です。 生きていた証と、枯れてもなお残る造形美。 どこかの時間、どこかの記憶を呼び起こすような、 観る人によって意味が変わる静かな作品を目指しています。 無音の庭で、誰かの心と出会えますように。